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2004.01.25

プレゼンテーション・スキル

先日、はじめて責任者の立場で記者会見というものに臨んだ。
「アラジン・マイル」というものなのだが、記者会見自体は何度か経験していても、自社のサービスの発表に代表として臨むというのは、これまでとまったく精神状態が異なる。責任の重さをずしりと感じるのだ。

そういえば人前で話をするのが大嫌いだったのに、話をしたりプレゼンするのがそれほど嫌いではなくなったのは、入社以来15年間所属していた教育部門(コンピュータ技術教育)のおかげだ。
この教育部門では、難解なコンピュータ技術を解説するために、技術とともに、プレゼンテーションの基本を徹底的に叩き込まれた。(その割にそれほど上達しなかったが)

日本ではプレゼンテーションについてトレーニングする機会は少なく、また「話し方教室」みたいなイメージがつきまとい、「そんなものは自然に身につくものだ」と軽んじられているような気がする。
アメリカでは、各分野の成功者に「これまで受けた教育で現在最も役に立っているのは何か?」という調査をしたところ

、「プレゼンテーション・トレーニングだ」という答えがもっとも多かったという結果だったそうだ。

プレゼンテーション力というのは業種、年齢、役職を問わず、人と仕事をする上で最も大切な基本スキルのひとつなのだと思う。
プレゼンテーション・トレーニングは、「話をする」というかなりその人の人格に近い部分の訓練なので、素直で若いときに練習するほうがいいと思う。年をとるとプライドが邪魔してほとんど矯正できないだろう。

そういえば多人数の会議で、それなりの立場の人が下を向きながら小さな声でボソボソといった感じで説明や報告をしているのをたまに見受けるが、内容以前に何を言っているのか聞き取れないのは困ったものだ。
人間の顔は、目と口が同じ面にあるから、下を向いて話すと声も下に向かってしまう。相手の方を見ることで声もその方向に向かう。もともと声が小さな人も、前を向くだけでずいぶんと聞き取りやすくなるものだ。

声が聞きとりにくい説明や報告は、見方によってかなり自分本位の印象を受ける。プレゼンテーションも聞き手の立場、つまり顧客中心の精神が大切であり基本なのだ。
相手に聞こえているかどうかを意に介さず、いつまでもボソボソとやっている人は、日ごろから顧客中心の精神心が希薄な仕事の仕方をしているか、または天才かのどちらかだろうと思ってしまう。

さて、記者発表が終わると、
新聞やWebニュースにのるだろうか?
今日の記者の反応はどうだっただろうか?
内容が正確につたわっただろうか?
などが気になるところだ。

会場を後にし、会社にもどってみると、あるWebサイトのニュースにもう記事が掲載されていた
このスピード感は、紙媒体には不可能だ。
記事末には、つい先程、会場で名刺交換したばかりの記者氏の名前が載っていた。

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