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2006.05.20

団塊世代向けの商品

---団塊直下の世代による勝手な考察付き---

世間では、団塊の世代は購買力があってこれからの消費を支える世代だ、とかなんとか言っているが、それにのっかって若者が安易に企画しても歯が立たないと思う。この世代の男性はむずかしくて、一筋縄ではいかないのだ。

自分を含め男性の年配者は結構めんどくさい人間が多いと思う。たいていの物はもっていると思っているので「いまあるもので十分だ」とか、「いいよ、そんなもん・・・いらない!」(入れ歯のCMみたい)とかいうもんだから、なかなか購買に結び付けにくい。
この世代を動かすのは非常にむずかしく「岩盤世代」と表現したメディアもあったそうだ。岩盤のように「動かない」ということか。

さらにやっかいなのは、若者や女性のように積極的に外に出たり流行の雑誌を読んだり、友達や仲間と積極的に情報交換することが不得意な人が多い。会社以外での情報の接点が少ないから、刺激を受けることも少ない。したがって、自分自身が何が欲しいのか、はっきりとした願望がわからないのだ。

奥さんと一緒に買い物に行っても、欲しいのか、欲しくないのか、はっきりしない。周りから勧められれば買うが、自分からなかなか買う気にはなれない。はっきりしないから奥さんからもめんどくさがられる。

結構こういう人がおおいのではないだろうか?これは、ほとんどの時間を会社ですごし、一生懸命仕事をしてきたのだからやむを得ないと思う。慣れていないのだ、チャンスもなかった。生活のため、家族のため、自分にかけるお金をあとまわしにせざるをえなかった。それなのに、家族にダサイ(フルイ!)と言われたりしたら、そりゃぁあんまりだ(;;)

私は1952年生れなので団塊世代(1947~1949年生)を兄弟や先輩に持つ世代。団塊世代からずっと頭を押さえつけられてきた一方、良くも悪くも常に人生の先達の役割をしてもらっていた世代だと思う。
ということで、団塊世代の攻略ポイントと、その切り口から興味を引くかもしれない商品を独断で紹介してみたいと思う。

年配男性へ訴求するための3大ポイントは
1.「自分で悦に入る」ことができるもの。ひとり自己満足。
2.「昔とった杵柄」「昔あこがれた」もの
3.「女性(奥さん)があまり手を出さない」もの

ではないだろうか。

●陶芸 (ポイントその1にあたる)

いつかは陶芸をやってみたいという人は多い。自分も含め「なぜだろう」と思う。われわれが受けた教育では、原始時代の人間は必ず「焚き火」と「土器」と「犬」が一緒に描かれていたものだ。陶芸も、そんな刷り込みの作用なのかもしれない。ということで紹介するのは、

==>家庭用陶芸窯

電気代が気になるが、これなら自宅でペアの茶碗くらいなら作れそうだ。自分用のコーヒーカップを作って自慢するのもいい。どうせすばらしい作品ができるわけがないが、ポイントその1「自分で悦に入る」には最適だ。

●水彩画(こちらもポイントその1)

ちょっとした一人旅、散歩でもいい、小さなスケッチノートと水彩の道具を持ち歩き、ふと目にとまった花木や風景などを鉛筆をはしらせて描き、水彩でサッと薄く色をつける・・・。固形の絵の具はチューブの絵の具しか知らない人にはお勧め。すこしの水さえあればどこでも使えるし、使い終えたらそのまま放っておいて大丈夫なところがいい。

==>固形の水彩絵の具セット水彩色鉛筆
   
誰にのぞかれるわけでなし、見せるわけでなし。自己満足でいいじゃないですか。

●そば打ち(ポイントその1、3)

本当にうまいそばにはなかなか出会えないが、ここ大森にある「布恒更科」(ぬのつね)のそばはうまい。
うまいそばをたべると、こんなそばを自分で打って仲間に振舞いたくなるものだ。「できるかどうか」ではなく「やってみることが大切だ。」(なんだか、会社でいつも部下に言っているようなセリフですね)

==>そば打ちセット

そば打ちは力がいるので、女性はなかなか手を出しにくいようだ。

●エスプレッソコーヒー (ポイントその1、2)

この世代は、中学生になるまで「コーヒーをのんではいけない」と育てられたため(うちだけか?)コーヒーは大人っぽくてハイカラな雰囲気があり、自分で入れるコーヒーに妙にこだわる人はけっこう多いと思う。
ペーパードリップはこだわりを表現しにくい、サイフォンはガラスとフィルター掃除が面倒。その点、エスプレッソコーヒーメーカーはいいんじゃないだろうか?
自宅に一つ備えて、気が向いたときにうまいコーヒーを入れる・・・。まさに、ゆとりの演出にぴったり。

==>エスプレッソコーヒーメーカー

●燻製(スモーク)(ポイントその1、3)

これは自分も最近スモークベーコン作りをはじめたがなかなか面白い。アウトドアでできるので、ちょっとした野性味を感じられる点がいい。おいしいものを作るとそれを中心に会話ができるのがさらにいい。少々失敗したっていいじゃないですか。
私は3回目くらいで、ようやく段取り、手際が良くなって、しかも味もいいものを作れるようになったような気がする。まさに自己満足(^^)

==>燻製器(スモーカー)

●お取り寄せ(ポイントその1)

若い時のように量は食べれないし、少々高くてもおいしいものを適量食べたい、となってくる年齢だ。ただ、単に値段が高いだけじゃだめで、なんか「理屈」が必要なのだ。男は、味覚と理屈で味わうのかもしれない。

原沙知絵「男の人ってだめですね。(笑)」というセキスイハイムのCMがあるが、ほんとは「男の人ってめんどくさいですね。」が正解!

ということで、全国各地の名産品のお取り寄せは専門のところにお任せしたい。アラジンに参加いただいている「自遊人」さんが紹介する商品はどれも年配者にはぴったりだろう。いいもの満載、ぜひのぞいてみてほしい。

==>自遊人(お米醤油全商品

その反対に、スーパーなどで、理屈もこだわりもなーんにも考えずに、「どれも同じだろう」なんて、男らしく大胆に買い物をするときに限って「賞味期限くらい確認してよ。」なんて奥さんに叱られたりする。(^^)

●ジャズ(ポイントその2)

ジャズ喫茶というのは今もあちこちにあるのだろうか?学生の頃、自由が丘の駅前にジャズ喫茶があったが、みんな黙って真剣に聞き入っているので、少々息苦しかった。もっと気軽に楽しんだらいいのに。
ということで、ここでは普通のCDではなく、自宅専属のジャズバンドを紹介します。

==>リトルジャマー

パーソナルリクライニングチェアにすわって、バーボンをロックで飲みながらリトルジャマーが演奏するジャッズを聴くなんていいじゃないですか。

TVで紹介していたが、何十万円もする「鉄人28号」のラジコンロボット(PCで各種動作を制御できる)を60代の男性がうれしそうに操作していた。この世代の人は鉄腕アトムより鉄人28号にあこがれた人のほうがずっと多いと思う。第二次大戦の切り札として開発された「鉄人13号(?)」のシーンから始まる横山光輝氏のこの漫画は、鉄腕アトムよりリアリティがあって、メカ好き少年の心を大いにつかんだものだ。(鉄人28号、ほしい!)

他にも、昔とった杵柄とか憧れに関連する商品はいろいろあると思う。
バイク、ボート、ギター等の楽器、高級オーディオ、薪ストーブ、鉄道模型、ラジコン・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな風にして一人悦に入っていると、どこからか「ヒマだったらお風呂でも掃除して!」なんていう声がきこえてきたりする。

「ヒ、ヒマ?・・・」

年配男性にとって、これは恐ろしい言葉だ。たしかに「ヒマ」には違いないんだが・・・「でも、ただのヒマじゃないんだが」と言い返したくなるが、たしかにヒマには違いない・・・う、う、う、男にとって重要でかけがえのない「ヒマ」は、こうして失われていくのだ。(^^;

*なお、うちのカミさんの名誉のために断っておきたいが、以上は我が家のことではありません。でも、昔は・・・・
 



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